防音における音環境と防音 方法

防音における性能表示制度の「音環境」については、住宅性能表示制度の9つの項目の中には「音環境」があり、この項目のみ選択制で性能表示は任意となっている。戸建住宅における「音環境」の等級は、等級3 特に優れた遮断性能 平均25db以上の遮音性能(JIS等級T-2以上のサッシ・ドア)等級2 優れた遮断性能 平均20db以上の遮音性能(JIS等級T-1以上のサッシ・ドア)等級1 等級2に満たない程度 一般的なサッシ・ドアとなっており、屋外の騒音などを、遮断する値をdbで表したものが「音の透過損失」と言われる。性能表示制度独自のもので、建築基準法には集合住宅を除いて規定されていない。

防音について、戸建住宅においては外壁開口部(玄関入口やサッシなど)についての等級のみが定められているが、共同住宅(アパート・マンションなど)ではさらにL値(固体音に対する等級)についても等級があります(等級5まで)。

防音 方法としては、まず、新築なのどの設計段階での最初から防音 対策をする場合。音は距離が2倍になれば1/4になると言われているので、それを利用して設計を考える。1:1階と2階の水周りを使うキッチンや、トイレ、お風呂の位置を同じ配置にして、寝室などの部屋からも離しておくと固定音の防音となる。2:二世帯住宅の場合では子供部屋の真下に祖父母の寝室を置かないで離す。3:隣の家との距離が近い方に、リビングや子供部屋を置かない。4:吹き抜けのある家は音が伝わりやすい為に防音の為には作らない。5:畳の部屋を作る場合には2階にする(防振効果が高いため)など考えられます。これらは防音 面のみを優先されているので、寝室とトイレは近い方が良い等、特定の希望がある時は、それに応じての防音 素材を使うなどして対応していく。

防音について、次に、既に住んでいる場合。家の外の騒音が気になる・隣近所への音漏れが気になる・上下階での音が気になるといった場合の防音を考えてみる。1:窓のカーテンを厚地の防音 効果を得られるものに替える。2:サッシに防音 効果のある隙間テープを貼りつけて音の漏れを防ぐ。3:フローリングの上に厚手のカーペットやじゅうたんを敷いて防振や吸音の防音 処置をする。4:振動をともなう電気機器の下にゴムマットなど、防振できるものを敷く。5:防音 業者に委託して防音 シール、遮断用の材料を使い、壁・サッシなどを張り替えたり取り替えたりする。

防音はこのように、細かな点で防音に努めるだけで、かなりの効果を得る事が出来ると思われる。小さなことの積み重ねが真の防音につながる。